あらすじ
学園の嫌われ者、ロデリオット・ハーデンバルツが失踪した。
失踪後、平民のミクシリオ・クーロが落とした一枚の手紙――兄の筆跡で書かれたそれが引き金となり、学園中にミクシリオは暴君ロデリオット唯一の友人という勘違いが広がっていく。
否定できないまま妹キャサリンを慰め、嘘を重ねていくミクシリオ。だが彼が踏み込むほど、失踪の真相は最悪の形で近づいていた。
そしてロデリオットは、遺跡での契約の代償に肉体を失い――なぜかミクシリオのそばで守護霊のように漂う。
やがて友人という嘘は、ロデリオット本人によって本物に書き換えられていく。